Shot shell

- これが無くちゃ始まらない -


私の銃はアメリカのレミントン社製である。

銃と装弾はやはり統一したい>元ガンマニアやけんね

このレミントン社製の装弾、色々あるが「プレミア」と言うのが一番安いらしい。

大分市内の銃砲店では取扱が無く、特殊ルートで入手に成功した!

(と言っても、勿論合法的)

200発まとめ買いして6,800円位。

一発34円ほどで、日本製よりも少し高い・・・



Remington社製 クレー射撃専用装弾

苦労して入手したトラップ射撃用24gの7.5号弾。この一箱に25発の散弾が入っている。サイズは6×10×10cm。重さは一箱900g。通常、500発単位(20箱)で購入するらしいので総重量は18kgにも達する。ちなみに、500発単位で買うといくらか割引があるらしい。今回は様子見のため、200発のみ。

レミントンとロゴがあるが、作っているのはB&Pという有名(らしい)装弾メーカー。何でも「ゴードンシステム」というのを採用しているらしい。が、詳細は不明・・・ 低反動・高パターンを実現しているらしいが日本製と区別がつかん(笑) ちなみにこれ、イタリア製である。


箱上部

 12GAUGE  12番口径(18.4mm)
 70mm     薬室長70mmに適合
 24GRAMS  総量24gの鉛弾

この弾はトラップ競技用の7.5号(通称ナナハン)。標的射撃用なので24gという軽量だが、狩猟用になると32gや38g。重いのは40gを越える物まである。


箱内部

横5列・縦5列の計25発入り。
レミントン装弾の中で一番安いと言うだけあって非常に安っぽい。レミントンカラーであるグリーンに金でプリントしてある。しかし、これが少々不鮮明。まぁ、実害はないが気分的にねぇ・・・


ショットシェル全長

発射する前の全長は57mmほど。以外と小さく軽い。しかし、この弾でも至近距離(2m)で撃たれると、ゴッソリと肉がえぐられるらしい(怖)。どんな軽量弾でも実弾であることを忘れてはダメだ! 細心の注意が必要だ。 #と言っても、稀に排莢の際に落とすことがある。密閉爆破でない限り危険はないと言うが、かなりヒヤッとする。


ショットシェル上部

上部は「スタークリンプ」がなされている。発砲するとここが開き、散弾・ワッズの順で飛んでいく。これは6つ折りだが、8つ折りのタイプもあるようだ。スラグ(一発弾)はロールクリンプという手法を取ることが多い。


弾底部

これは発砲する前の物。中央のプライマー(雷管)をファイアリングピン(撃針)が叩き発火・爆発する。この部分が一番デリケートなので、面白半分で釘などで叩くとたぶん発火する・・・ 危ないよ〜



↑写真クリックで拡大↑
空薬莢

写真は上からレミントン製プレミア、ウインチェスター製AA、旭SKB製NIKE。 

発砲後の薬莢の姿。スタークリンプされていた部分は前方に突き出している。旭SKBは日本の会社。純国産の弾だ。見た目はなかなか良いが、違いはまだ解らない。有名銃メーカー製装弾を使うのは当たるような気がするから・・・ ちなみにこれ、産業廃棄物なので銃や火薬の許可を受けていない人に譲渡しても法的には問題がない。射撃場に行くと山のように積まれた空薬莢に驚かされた(笑)



↑写真クリックで拡大↑
プライマー(雷管)の比較

左は激発後、右は激発前。雷管中央部を撃針が叩いた様子が分かる。この薬莢の雷管を抜き、新しい雷管・火薬・ワッズ・散弾を詰め上部を閉じると再利用が出来る。スラグ弾等を自作する人はいるようだが、標的射撃用の弾は買った方が安く付く。 #左が少々大きく見えるのは全長が長くなった分カメラに近いため。



↑写真クリックで拡大↑
弾薬箱

この弾薬箱はアメリカ製の物で本来の目的は狩猟用装弾入。25発単位で100発入るので射撃後の残弾数を数えたり運搬するのに非常に都合がよい。迷彩柄なので少々注目を浴びることもあるが、本人の格好と銃が強烈なのでさほど問題ない。

#左上部三発は空薬莢