9月16日 曇り


05:30起床。
付近が明るくなり始めたので目が覚める。
今日はここを離れて屈斜路湖周辺に移動する予定だ。
朝食は昨日炊いたご飯があるが、景色の良いところで食べることにする。
07:30に2日間世話になったチミケップ湖を離れる。
道道588号線を東に進み屈斜路湖を目指す。
津別上里ふれあいの里キャンプ場への宿泊も考えたが、人が多いのでヤメにする。
途中に津別峠なる絶好の展望ポイントがあるらしいが、濃い霧に阻まれなにも見ることは出来なかった。
弟子屈町にてPHSの使用が出来るかと思ったが、ここでも圏外だ。
なかなか思うようにHPの更新が出来ない。
メールもたまってるだろうな・・・

セイコーマートに寄りドリンクを補給するつもりが、日替わりのお弁当を買ってしまった。
これがまた結構うまい!
昨日の冷やご飯は夕食にでもしよう。
何でも、ハイゼックスで炊いたご飯は数日間保存が利くそうだ>提供者からの情報
それに、街角の温度計では14度を指しているから問題ないだろう。
道道52号線を北に進み摩周湖を目指す。
第一展望台では、有料の駐車場があり人が多い。
ここはパスし、第三展望台に行く。
ここは無料だ。
ライダー達が結構いる。
”霧の摩周湖”と言うだけあって見事な霧に包まれている。
時折、霧の隙間から見える湖は非常に幻想的だ。
しばらく、霧のカーテンの先にあるカムイシュ島を探した。
悲しい伝説が伝わるその島は見ることは出来なかった。
まぁ、仕方ない。
ちなみに、晴れた摩周湖を見ると婚期が3年遅れるそうだ。>何故かは知らない

川湯温泉の手前にある「くりーむ童話」というアイスクリーム屋さんに行く。
道路から離れたところにポツンとそのお店はあった。
店内には20種類ほどのアイスクリームがあった。
ハスカップとミルクのダブルを注文。
350円なり。
店内には続々と女性客が入ってくる。
非常に居づらい。
そそくさと車に避難する。
ハスカップはさっぱりとしておりうまい!
ミルクは、非常にクリーミーで虜になる味わいだ。
かなり気に入った。
店内ではクール宅急便を使った地方発送も受け付けているそうだ。

さて、お腹もいっぱいになったところで再び52号線を走る。
目の前にはアトサヌプリと言われる硫黄山がそびえ立っている。
付近は硫黄の臭いが充満しなかなか良い感じだ。
ここの駐車場は有料なので遠くから眺めるだけで終わる。
とことんケチってるな・・・

52号線は屈斜路湖の東側を走る。
道路を横切る小さい陰があった。
大きなしっぽが特徴のシマリスのようだ。
自然がいっぱいである。

今晩の野宿地は、和琴半島のふもとにある「和琴半島湖畔キャンプ場」にする。
ここでは、ちょっと楽しみにしていた物がある。
テレビでやっていた宮崎商店さんの「じゃがいもだんご」である。
大きな団子を注文を受けてから揚げてくれる。
醤油ベースの秘伝のたれを両面に塗って、熱々のうちに食べるのだ。
ジャガイモとお餅をこねたような団子は、もちもちホクホクと両方のおいしいところが詰まった最高の一品だ。
このおいしさとボリュームで200円は絶対に安い!!
おばちゃんもいい人で、すっかりここのお店のファンになってしまった。
先ほど食べた「くりーむ童話」のアイスがあったのには軽くショックを受けたが・・・
とにかく
じゃがいもだんごさいこーーー!!!!

と、その隣に今日の野営地はある。
屈斜路湖の真ん前にサイトがありとても良い感じだ。
ただカラスが多く、大きな群をなして周辺をうろついている。
心ない一部のキャンパー(家族連れが多い)がカラスに餌を与えている。
管理人さん達も注意はしているが、あまり守られてはいない。
このような人たちがキツネに餌をあげたりするのだろう。
もう少し、餌をやることの意味を考えてほしいなどと思いつつ「バーベキューいいなぁ」とよだれを拭いている私がいた。

すぐ近くには無料の露天風呂があるが、300mほど離れたこの地点からでもばっちり見える。
2分ほど歩けば温泉旅館があり入浴も出来るようなのでそちらでお風呂に入った。
お湯は少し熱めだが、ゆったりと大きな湯船につかるのは気持ちがいい。
湯冷めしないうちにテントに帰れるのもいい感じだ。

売店兼管理棟の裏にはコインランドリーがある。
たまった洗濯物を一気に片づけた。
洗濯用洗剤が一回分30円は良心的。
フェリーでは確か50円だった。
乾燥機が非力なのは一緒だったのが残念だ。
45分(300円)つぎ込んだのだが生乾き・・・
しょうがないので、テントの中に干した。

夕食は冷やご飯を温め直しふりかけをかけたのと、鶏のつくねスープと大根キムチをおかずというメニューだ。
じゃがいもだんごがお腹にたまっており、やっと食べた。
まわりは結構騒がしい。
ファミリーキャンパーが多いので仕方ないか(泣)
20:00眠くなったのでお休みなさい。
霧の摩周湖 くりーむ童話のアイス。バックは硫黄山
いもだんごは注文を受けて揚げてくれる 甘い醤油たれのかかった香ばしいだんご
 
晩御飯  

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