10月3日 曇りのち暴風雨



04:45起床。
体中が痛い。
車内泊はとてもつらい。
風はとても強いが、風上に大型トラックがいるので大丈夫だ。

パンと牛乳で朝食を済ませ、出発する。
テントを畳んだり荷物運びがないから楽だ。

06:30釧路市湿原展望台に到着。
ここは開くのは08時だ。
駐車場でのんびりと過ごす。
ノートPCをいじったり、眠ったりして09時になった。
ガイド本によると、ここは有料の展望台だ。
10時まで待てばビジターセンターに入れる。
それまで待つことにした。

温根内ビジターセンターに移動。
内部は質素な作りで、これといった展示物はない。
テーブルに北海道や湿原に関する書籍が置いてある。
パラパラと見て施設を出る。
ここには釧路湿原内を通る木道がある。
ちょっと歩いてみる。

途中には動植物についての解説がある。
まわりには人工物は見えない。
しかし、とても強い風が吹いており動物も虫もいない。
どこかに隠れているのだろう。
木道は3km位かな?あり、変化にとんだ湿原を間近に見れる。
1時間ほどかかってやっと戻ってきた。
・・・疲れた。

今度は、コッタロ湿原に行く。
40分ほどで移動完了。
とても長く急な階段を上り展望スペースに到着。
息が切れた。
ここから見える景色は、今までのどの展望台よりも素晴らしい。
眼下に広がる湿原はとても雄大できれいだ。
240度ほどの視界が開けている。
コッタロ湿原はもちろん、釧路湿原や釧路市、海まで見える。
とても気に入った。
いつまでも居たい。
が、台風のように強い風がモロに当たるので体が冷える。
車に戻ることにした。

雨は止んだが、風が本当に強い。
台風のような感じだ。
どうしたのだろうか?

国道へ戻る途中、丹頂発見。
親子のようだ。
みんな片足で立っている。
ジッと動かずに寒さと風に耐えているようだ。
すごいね。

つるいキャンプ場へ移動。
ここは無料のキャンプ場であるが、狭くて大勢いる。
住み着いているような感じだ。
難民キャンプのようなのでここはやめる。

しばらく行けば阿寒湖だ。
この前泊まったオンネトー林間キャンプ場に行こう。
近道がある。
道道666号線だ。
しかし、国道との分岐点には看板もなにもない。
ツーリングマップの座標を割り出し、GPSで確認する。
不親切だ。>北海道
迷いながらも何とかそれらしい道に入る。
が、途中からダートになった。
地図ではそのようになっていない。
座標を確認するがこの道でいいようだ。
引き返すか迷ったが、取りあえず進むことにした。
最近車が通ったような跡はない。
道はそんなには悪くないので進む。
20分ほど行くと舗装路になった。
それからしばらく行くとR241に出た。
まぁ、出られたから良しとしよう。

R240に入ると、雨が降ってきた。
横殴りの雨でまさに暴風雨となる。
昼間なのに真っ暗だ。
阿寒湖畔は相変わらず観光客でいっぱいだ。
ビジターセンター改装中は本当に残念だ。

足寄峠を越え、オンネトーへとやってきた。
相変わらずの暴風雨だが、雨は少し弱くなってきた。
オンネトー国営野営場着。
管理人のおじさんは以前(9月13日)に泊まったのを覚えていてくれた。
目立つモンね>この格好
雨と風がひどいので、特別に東屋の中にテント設営OKとしてくれた。
本当はダメなのだが、今日は特別だそうだ。
優しい人で良かった。

入り口には真新しい張り紙がしてある。
9月30日にこの付近で熊が出たそうだ。
自然いっぱいだ。

ジンギスカンを雨の中食べて夕食終わり。
なんか水っぽかった>タレの中に雨入りすぎ
牛乳1リットルもおいしかった。

20:00就寝。
ものすごい風の音がする。
テントごとと飛ばされないと良いが・・・


鉄人28号と言われる釧路市湿原展望台 とってもシンプルな温根内ビジターセンター
釧路湿原(ミズゴケ域) コッタロ湿原展望台入り口
(山の上まで長い急な階段が続く)
 
コッタロ湿原展望台からの眺め  

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